疲れやすいHSPがSNSとうまく付き合う方法とは?私が実践してみたオススメ法5選。

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皆さんは日頃からSNS使っていますか??

私はTwitterをよく使っていて、個人アカウントでは昨年の10月から約9ヶ月もの間、ほぼ毎日ツイートを続けてきました。

(かなり飽き性の私がこれだけ続けられたことは自分でも驚くべきこと!)

しかしながら、ここ1ヶ月くらい「ちょっと疲れてきたな〜」という感覚を感じるように。

今までも何度か「疲れたな」という感覚を感じることはあったのですが、「今まで続けてきたことをやめたくない」という思いもあり、なんとかその都度立て直してやってきました。

だけど今回は突然「心がまっ白」になったような「先が全く見えなくなってしまった」ような、ちょっと初めての感覚だったんです。

そこで、思い切って長らく続けてきたTwitterで投稿することをやめ、SNSを開く時間を1日10分以内と決めることにしました。

この記事を読んでいただいているHSPさんの中にも「SNSを見すぎて疲れちゃった…」「SNSやめたくてもやめられないんだよね…」という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方のご参考になればという願いを込めて、私が実践してみた『SNSとうまく付き合う方法』をご紹介してみたいと思います!

SNSから距離を置くと起こるいいこと

まずは、これまで私がSNSと距離を置き始めて良かった!と感じた点をリストアップ。

SNSにダラダラと費やしていた時間と労力を、読書や勉強、運動、ブログ作成など他の有意義なことに使えるようになった

・スマホを見すぎていつもボヤけていた視界がクリアになった

頭の重さや肩こりが軽くなった。

・SNSでの投稿をやめたことで「投稿内容を考える」という義務から心と頭が解放された

・SNSでの投稿をやめたことで「いいね」や「コメント」の通知を気にすることがなくなり、他のことに集中できるようになった

・他の人についた「いいね」や「フォロワー」の数、投稿内容に嫉妬することがなくなり、心が穏やかになった

↑上記のように、無意識に人の投稿などに心を揺さぶられていたことに気づくことができた。

・自分以外の情報に向いていた意識を、自分やリアルの生活に向けられるようになり、地に足をつけて日々を過ごせるようになった

↑上記のように、リアルな生活から意識が遠のいていたことに気がつくことができた。


現在は投稿を一切せず「アプリを開いてから5分以内で閉じる」という使い方をしているのですが、それでも物足りなさは全くなく「とても快適になった」と感じることの方が多いです。

(一日のうちで開く回数は決めていませんが、5回開けば多い方)

一番意外だったのが、SNSとの距離を置くことによって『リアルの生活』がうまく回り始めたこと

SNSに没頭している時は気づかなかったのですが、SNSに意識を向けすぎて “リアルの生活” 、もっと言えば “自分の体や心” に全然集中できなくなっていたようです。

もしかすると、私が感じた「心のぽっかり感」も「自分に意識を向けて〜!」という自分からのメッセージだったのかもしれませんね。

これから色々発信していきたいという思いはもちろんありますので、今後はnoteやブログを中心に発信して、その他のSNSはうまく距離を取りながらやっていきたいと思っています ^ ^*

HSPがSNSから受ける影響、ダメージは想像以上に大きい

HSPさんがSNSで疲れてしまう原因

SNSとうまく付き合う方法のご紹介をする前に、HSPさんがSNSから受ける影響についてのお話をしておきましょう。

皆さんがご存知のように、HSPさんはとても “繊細”。

この “繊細” ってどういうことかと言うと、つまりは「周りからの影響をとても受けやすい」ということなのですね。

人間は <五感=視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚> を使ってあらゆるものを感知・処理していますが、HSPさんはこの感知・処理の量と振れ幅が人一倍大きいのです。

(HSPさんの中でも、五感の中のどの感覚が強いか、弱いかはその人によって異なります。)

それを踏まえて考えてみると、HSPさんにとって『SNSを閲覧する』ということは、大量の画像や動画、文章 = 視覚&聴覚情報を常に感知・処理し続けている状態ということになります。

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さらに『SNSを投稿する』方であれば尚更のこと、自分の投稿に “いいね” がどれだけつくか、どんなコメントがつくか、誰からリアクションがもらえたか、ライバルと自分どちらがたくさんの “いいね” をもらえているか…など、心を揺さぶれられる要素は激増します。

特に相手の気持ちに敏感なHSPさんは「あの投稿しない方が良かったかな…」「いつもリアクションくれる人が今回はくれない…なんでだろう」と悩むことも多く、リアルとはまた違った “人間関係の悩み” に苛まれることも少なくありません。

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そして、私自身が一番ダメージを受けていたなぁと感じるのが『おすすめ機能で勝手に表示される “話題のツイート” を不意に見てしまう』こと。(twitterが多いですが、インスタでもたまにある)

“話題ツイート” で表示されるツイートは「何千件と “いいね” がつく」くらい注目を引くものなので刺激的だったり衝撃的だったりすることがとても多いんです。

その誘目性につられて、まんまと私も目を留めてしまいその衝撃に心揺さぶられてしまう訳なのですが、さらにそのコメント欄まで開いてしまったらホントにおしまい。

そういった大勢の人の目に留まるツイートのコメント欄では、多くの場合「賞賛勢」と「批判勢」のバトルみたいなやりとりが勃発しているんですよね。

(もちろん攻撃的なコメントはごく一部で、健全なコメントが大半ですが)

そしてそのバトルをうっかり読んでしまうと、私は全く関係のないはずなのに何故か心に深いダメージを受けるという謎の誰得現象が引き起こされてしまうのです。

(繊細さんだと結構あるあるかもしれませんね・・・)

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蓄積している疲労とダメージには意外と気付きにくい

そんなこんなで、SNSを利用しているとぐったり疲れてしまうのは無理もないHSPさん。

しかしながら、さらに注意が必要なことがあります。

それが、『少しずつ蓄積しているダメージに気づきにくい』ということ。

SNSにはもちろん利用するメリットも多く、「自分の気持ちや意見、有益な情報をたくさんの人に発信したり、その情報を収集したり、知らない人たちとも交流できる」とても有益なツールです。

だけどその便利さ、楽しさゆえ、知らず知らずのうちに依存的になってしまっていることも。

依存的になってしまうと、精神的にダメージを受けていたり、スマホの見過ぎ・情報過多によって体が疲れてしまっていることに気づきにくくなります。

もし心のどこかで気づいていたとしても「ルーティーンのようにSNSを開いて長時間見てしまう」クセからなかなか抜け出せず、さらなる疲労やダメージを溜め込むことになってしまうこともあるでしょう。

SNSの依存から抜け出すには、「潔くアプリを消しちゃおう!」なんて思い切ったことができるのならそれが一番手っ取り早い方法なのかもしれません。

だけどSNS内でつながっている人がいたり、発信ツールとして使ったりしている場合にはなかなかそうもいきませんよね。

では、SNSのアプリを消さずしてSNSとうまく付き合うにはどうすれば良いのでしょうか?

私が実際に試してみたオススメの方法をこれからご紹介しますので、ぜひご参考にしてみていただけると嬉しいです*

HSPがSNSとうまく付き合う方法5選!

1. 自分がフォローしている人、その時見たい人のアカウントだけ直接見に行く

こちらの方法は特に「広告やおすすめツイートにストレスを感じる!」という方にオススメの方法。

自分のフォローしている人や今興味のある人のアカウントに直接アクセスして、自分で「見たいツイートだけを選んで見る」という方法です。

この方法であれば、突飛押しもない投稿を不意に見せられることもなく、不特定多数の大量の情報が流れ込んでくることも避けられるため、精神的なストレスも身体的な疲労も不要な閲覧に費やす時間も軽減することができます。

ただ、いちいち見たい人のアイコンを探してタップして・・・という手間は掛かってしまいますので、普段からやり取りする人がたくさんいる場合は大変かもしれません。

そのような場合はTwitterの「リスト機能」を使ったり、インスタの「お気に入り機能」を使うと、見たい人だけの投稿をタイムラインのように一覧で閲覧できて便利です。

2. SNSを見る時間、曜日を決めて制限する

こちらの方法は「ついついダラダラSNSを見ちゃう…」という方にオススメ。

タイトル通り「お昼休みの間だけ」とか「月水金だけ」とか決めてみる。

もし一日の中のどこかで時間を決めるのであれば「強制的に予定が入る前のタイミング」にするのがポイント。

具体的にいうと「昼休みの時間」や「夕食の前」など。

時間が決まっている仕事やルーティーンの前にSNSを見る時間を持ってくることで、時間が来たらSNSを強制終了するようにし、延々と見続けてしまうことを防ぐことができます。

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また、曜日で制限するのであれば、私のオススメは「休日をSNSしない日として決める」こと。

その理由は「休日は予定がないとSNSをダラダラ見てしまいがちになるから」

そして「休日にSNSをシャットアウトすることで、より多くの時間と労力を他のことに有効活用できるから」です。

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平日など、仕事のある日であればスマホを見る時間も強制的に限られているため、SNSをダラダラ見てしまったとしてもそれほど時間は長くならないはず。

(寝る暇も削って見てしまうようであれば別ですが・・・)

なので、「土日だけ」「日曜日だけ」など、休日は “SNSを見ない日” に設定しておくのがとてもオススメです*

3. 複数のSNSを使っている場合は数を減らす

TwitterとInstagramなど複数のSNSを利用している場合は「主軸のもの意外をやめてみる」というのも一つの手。

もともと閲覧だけであれば比較的心身への負担は少ないかもしれませんが、複数のSNSに投稿しているとなると文章や画像をそれぞれに合わせて作り直したり、結構な労力が掛かることもありますよね。

そんな時は「本当に全部のSNSを使う必要があるのか?」考え直してみるといいかもしれません。

一つのSNSだけでも案外十分まかなってしまえたり、SNSを減らしたことで浮いたエネルギーと時間を他に充てることで、さらに大きな何かを生み出せる可能性もあります。

楽しんでやってるから大丈夫!という場合はもちろん減らす必要はありませんが、もし「ちょっと一杯一杯かも。。」と感じているのであれば「より楽にできるSNS」「より時間と労力を割かずにできるSNS」だけに力を入れてみてはいかがでしょうか。

4. 投稿をやめて、閲覧だけにする

これは現在私も実践しているところですが、「普段から投稿する機会が多い方」にぜひ検討していただきたい方法です。

もちろん投稿することや、それに対する他の人からのリアクションが全然気にならないよ〜という方は投稿をやめる必要は全くありません。

しかし、「投稿することに義務を感じる」であったり「”いいね” の数や “フォロワー数” の増減に一喜一憂してしまう」ことが多く、少しでも疲れを感じている場合は一度投稿を減らすかやめてみることをオススメします。

自分では負担になっていると認識していなくても、投稿に関連する心の変動がストレスの原因になっているケースも意外と多くあります。

実際、私自身も思い切ってやめてみて初めて「投稿が義務になっていた」ことや「いいねやコメントの通知が来ていないか、ずっと頭の隅で気にしていた」ことに気がつきました。

投稿を一切やめてからは、心の重荷がなくなり、意識を無駄に飛ばすこともなくなったことで、以前と比べて格段に他のことへの集中力が上がったと実感しています。

「投稿を一切やめることには抵抗がある」という場合には、投稿する頻度を減らしたり、一定期間だけお休みをするだけでもSNSと日常生活とのバランスが取りやすくなるのではないかと思います。

5. 思い切ってSNSを全部やめてみる

最後の方法は「とにかくSNSにはウンザリ。一刻も早く足を洗いたい。」という極限状態にまで陥ってしまった方への究極のオススメ法です。

(実はこの方法だけは私も実践できていないのですが、いつかやってみたい)

とはいえ、最近は芸能人の方がSNSのアカウントを削除したり、一般の方でもSNSを一切辞めたというお話をちらほら聞くようになりました。

「デジタルデトックス」という言葉もあるくらいなので、世界中にはびこりすぎたネット社会にウンザリしてしまった人たちもたくさん出てきているのかもしれませんね。

「リアルの生活でも大変なのに、SNSまで忙しすぎて・・・もう限界!あたしゃ、リアルな生活だけに集中したいんじゃあ〜〜!!」

時々こんな風に大声で叫びたい衝動に駆られる、というあなたは今すぐSNSアプリを全消ししちゃいましょう。

いっそのことスマホの電源もOFFにして、Throw away!

ほんの短期間でもスマホとお別れしてみると、ものすご〜く気楽な生活を過ごせそうですよね。

私もいつか「スマホ断食」やってみたいです ^ ^*

まとめ

私がオススメする『SNSとうまく付き合う方法5選』いかがだったでしょうか?

少しでもHSPのみなさんの参考になれば幸いです。

私も、SNSと距離を置いてから感じるようになった「日常の詰まりがとれたようなスッキリ感」がもぅ爽快すぎるので、これからもしばらくはSNSを使う時間を最低限にして、リアルの充実に全集中していきたいと思います。

それでは、皆さんもぜひSNSとうまく付き合いながら人生を充実させていきましょう〜

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